取り組み

つながりで築く安心の社会

私たち一般社団法人 熱中症対策普及協会は、年々深刻化する地球温暖化による極暑と熱中症リスクに向き合い、社会全体で実効性のある対策を広めるために活動しています。単に情報を伝えるだけでなく、地域・企業・教育現場・スポーツ団体と連携し、実際の生活や職場に役立つ具体的な取り組みを進めています。

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市町村との連携

当協会は、環境省が定める「熱中症対策普及団体」指定制度に対応し、市町村が円滑に指定を受けられるようサポートを行っています。法的根拠は気候変動適応法第23条および施行規則第6条に基づくもので、指定を受けた団体は講習の開催、情報発信、商品提案などを担います。協会では、制度の概要説明から登録申請に至るまでの手続き支援を行い、地域に根ざした活動の推進を後押しします。

企業の参加

企業においても、従業員や地域社会を守るために熱中症対策は欠かせません。当協会では、従業員を対象とした講習会の実施、正しい水分補給方法を取り入れた商品導入、啓発ポスターの掲示などを通じた取り組みを提案しています。さらに、地域イベントへの協賛やブース出展を通じて、社会全体に対する普及活動を共に広げていくことができます。

部活動・スポーツ団体の参加

部活動やスポーツ団体では、真夏の練習や大会により熱中症のリスクが特に高まります。当協会では、選手や指導者を対象とした講習会の開催、提唱している水分補給方法「グリセリンローディング」の導入、チーム内での啓発ポスター掲示などの取り組みを提案しています。さらに、地域の大会やイベントを通じて、スポーツを通じた熱中症対策の普及活動を共に広げていくことができます。

講習会

協会では、市町村職員や福祉関係者、学校関係者及びスポーツ関係者をはじめ幅広い対象に向けた講習を行っています。内容は「熱中症の基礎知識と具体的な対策」に加え、協会が提唱している「グリセリンローディング」に基づく水分補給方法など、多様な現場で役立つ実践的なテーマを扱います。開催形式はオンライン(Zoom)による受講のほか、地域イベントや学校・企業への講師派遣といった対面形式にも対応しています。受講を希望される方は、お問い合わせフォームから希望日時・人数・内容を記入して、ご連絡ください。